特徴:
- 低VSWR
フレキシブル導波管は、無線周波数およびマイクロ波信号伝送に使用される、柔軟で曲げ可能な導波管の一種です。柔軟な配線と設置が求められる用途、特にスペースが限られているシステムや頻繁な調整が必要なシステムにおいて重要です。
硬質構造の金属管で作られたハード導波管とは異なり、ソフト導波管は、しっかりと連結された金属セグメントを折り畳んで構成されています。一部のソフト導波管は、連結された金属セグメント内の継ぎ目をシールおよび溶接することで構造的に強化されています。これらの連結セグメントの各接合部はわずかに曲げることができます。そのため、同じ構造であれば、ソフト導波管の長さが長いほど、その柔軟性は高まります。そのため、ある程度、ハード導波管の適用と比較して比較的柔軟であり、位置ずれによる様々な設置上の問題を解決できます。
1. 信号伝送: RF 導波管は、無線周波数およびマイクロ波信号を送信し、さまざまなデバイスやコンポーネント間での信号の効率的な伝送を確保するために使用されます。
柔軟な配線: 複雑で制限されたスペースでも柔軟な配線が可能になり、さまざまな設置ニーズに適応します。
2. 振動および動きの補正:マイクロ波導波管はシステム内の振動と動きを吸収および補正し、信号伝送の安定性と信頼性を確保します。
3. 頻繁な調整: 頻繁な調整と再構成が必要なシステムでは、ミリ波導波管が便利なソリューションを提供し、設置とメンテナンスの複雑さを軽減します。
フレキシブル導波管は、その独特の物理的および電気的特性によりマイクロ波システムで重要な役割を果たし、設置問題の解決、位置の調整、環境の変化への適応、システムの信頼性と安定性の向上に広く使用されています。
クアルウェーブ当社は、最大 40GHz の周波数範囲をカバーするフレキシブル導波管を供給しており、顧客の要件に応じてカスタマイズされたフレキシブル導波管も提供しています。
フレキシブルツイスト導波管 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
部品番号 | 周波数(GHz) | IL(dB,最大) | VSWR(最大) | 導波管サイズ | フランジ | リードタイム(週) |
QFTW-28 | 26.5~40 | 2.4 | 1.3 | WR-28(BJ320)/WG22/R320 | FBP320/FBM320 | 2~4 |
QFTW-42 | 17.7~26.5 | 1.45 | 1.25 | WR-42(BJ220)/WG20/R220 | FBP220/FBM220 | 2~4 |
QFTW-62 | 12.4~18 | 0.96 | 1.15 | WR-62 (BJ140)/WG18/R140 | FBP140/FBM140、FBP140/FBP140 | 2~4 |
QFTW-75 | 10~15 | 0.5 | 1.15 | WR-75(BJ120)/WG17/R120 | FBP120/FBM120 | 2~4 |
QFTW-90 | 8.2~12.4 | 0.6 | 1.15 | WR-90(BJ100) | FBP100/FBM100 | 2~4 |
QFTW-112 | 7.05~10 | 0.36 | 1.1 | WR-112(BJ84) | FBP84/FBM84、FDM84/FDM84 | 2~4 |
QFTW-137 | 5.38~8.2 | 0.5 | 1.13 | WR-137 (BJ70)/WG14/R70 | FDM70/FDM70、FDP70/FDM70 | 2~4 |
フレキシブル非ねじれ導波管 | ||||||
部品番号 | 周波数(GHz) | IL(dB,最大) | VSWR(最大) | 導波管サイズ | フランジ | リードタイム(週) |
QFNTW-D650 | 6.5~18 | 0.83 | 1.3 | WRD-650 | FMWRD650、FPWRD650 | 2~4 |