特徴:
- ブロードバンド
開放端導波管プローブは、導波管の一端を開放することで外界との特定の電磁相互作用を可能にする中空の金属管(一般的な形状は長方形、円形など)です。シンプルな構造、規則的な形状、優れた指向性パターンといった特徴を持ち、近傍界アンテナ測定システムの測定プローブとしてよく使用されます。
マイクロ波信号が導波管内を伝送され、開口端に到達すると、電磁波が放射されて検出対象物またはその周囲の電磁場環境と相互作用します。例えば、物質の誘電特性を検出する場合、開口端から放射された電磁波は物質に作用し、反射、屈折、吸収などを引き起こします。プローブが受信したフィードバック信号の変化を解析することで、対応する特性パラメータを得ることができます。例えば、電磁場分布測定の分野では、開口端導波管プローブは電磁場の高感度受信「ポート」として機能し、その位置における電磁場の強度、位相、その他の情報を感知することができます。
1. アンテナ測定分野:近傍場における電磁場の分布など、アンテナの近傍場特性を測定し、アンテナの性能解析を支援し、アンテナ設計を最適化します。
2.電磁両立性試験では、空間における電磁場の強度、周波数、その他のパラメータを検出し、それらが電磁両立性の関連規格や要件を満たしているかどうかを判断するために使用されます。
オープンエンド導波管プローブは、その独特な構造とマイクロ波信号の処理により、電磁場やマイクロ波の測定および検出に関連するさまざまな分野で重要な役割を果たします。
クアルウェーブ110GHzまでの周波数範囲をカバーするオープンエンド導波管プローブを供給しています。ゲイン7dBのオープンエンド導波管プローブに加え、お客様のご要望に合わせたカスタマイズも承っております。
部品番号 | 頻度(GHz、最小) | 頻度(GHz、最大) | 得(デシベル) | VSWR(最大) | インタフェース | フランジ | リードタイム(週) |
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QOEWP28-7 | 26.3 | 40 | 7 | 2 | WR-28(BJ320) | FBP320 | 2~4 |
QOEWP10-7-1 | 75 | 110 | 7 | 2 | WR-10(BJ900) | - | 2~4 |
QOEWP10-7 | 90 | 90 | 7 | 2 | WR-10(BJ900) | UG387/UM | 2~4 |