特徴:
- 低VSWR
RF導波管という用語は、通常、さまざまな形式の中空金属導波管と表面波導波管をカバーします。その中で、前者は伝送する電磁波が金属管内に完全に閉じ込められるため、閉導波管と呼ばれます。後者は、誘導する電磁波が導波管構造の周囲に限定されるため、開放導波管とも呼ばれます。このような無線周波数導波管は、電子レンジ、レーダー、通信衛星、マイクロ波無線リンク機器で重要な役割を果たし、マイクロ波送信機と受信機をアンテナに接続する役割を果たします。導波管のねじれは、導波管ねじりジョイントとも呼ばれます。両端の広い側と狭い側の方向を反転させることで偏波の方向を変え、電磁波が通過すると偏波の方向が変わりますが、伝搬方向は変わりません。
ミリ波導波管を接続する際、2つの導波管の長辺と短辺が反対側にある場合は、このねじれ導波管を遷移部として挿入する必要があります。導波管のねじれ長さはλ g/2の整数倍で、最短長さは2λ g(λ gは導波管の波長)以上である必要があります。
導波管ツイストは、高い伝送速度や低い信号減衰などの高性能特性を主に備えているため、幅広い用途に使用されており、軍事、航空宇宙、衛星通信、レーダー システム、ミリ波イメージング、産業用加熱/調理の分野で重要な役割を果たしています。
クアルウェーブ110GHzまでの周波数範囲をカバーする導波管ツイストに加え、お客様のご要望に合わせたカスタマイズも承っております。製品に関するお問い合わせは、メールにて承っております。喜んでご対応させていただきます。
部品番号 | RF周波数(GHz、最小) | RF周波数(GHz、最大) | 挿入損失(dB、最大) | VSWR(最大) | 導波管サイズ | フランジ | リードタイム(週) |
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QTW-10 | 73.8 | 110 | - | 1.15 | WR-10(BJ900) | UG387/UM | 2~4 |
QTW-15 | 50 | 75 | - | 1.15 | WR-15(BJ620) | UG385/U | 2~4 |
QTW-62 | 11.9 | 18 | 0.1 | 1.2 | WR-62(BJ140) | FBP140 | 2~4 |